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【長野】ワイルドな愛され即身仏 新野の行人様(阿南の行者)

地域:長野
ジャンル:ミイラ&即身仏&骸骨神社仏閣

静岡県との県境にある阿南町新野には、年に二回だけ拝観することができる即身仏がある。
今年も例年通り九月の第三日曜日に即身仏ご開帳の祭りが執り行われていたので、訪れることにした。

DSC06572.jpg
即身仏が祀られている行人堂


それにしても今年の九月の連休はご存じの通りの五連休。有名観光地ではないはずの阿南町近辺も宿がまっっったくとれず、最早即身仏目当ての客が全国から集まってるのか??と思うほどであった。
開帳日三日前にキャンセルが出てやっと空いた宿に滑り込み。日帰りで阿南に行くのは嫌だったので助かった。


祭りの開催場所へ行くと、駐車場には何十台もの車が!
今まで色んな即身仏に会ってきたが、こんなに人が多かったことはない。既に新野の行人スゲェ…と思いながら、祭り会場へと徒歩で向かう。


十分ほど坂道を歩くと、町民達がワイワイしている広場が現れた。

DSC06573.jpg

カラオケ大会では夫婦と思しき二人が「三年目の浮気」を歌っており、昭和的な光景が広がっている。


奥にある行人堂は小高い岩場の上に立てられており、そのスペースはあまりに小さい。
そこへ全町民(?)及び観光客が老いも若きも大集結しているので、行人堂の前はかなりごった返している。本当に行人様人気は凄まじい。

ミイラを怖がってもおかしくないような年頃の子ども達も、当然のようにお参りしていく。まさにミイラ英才教育だ。ここの人々にとって即身仏がある風景がいかに当たり前なのかということを思い知らされた。新野の行人様、スゲェ。



そして肝心の行人様の顔は例によって写真撮影絶対禁止の為、毎度おなじみのイラストでご紹介しましょう!どん!




nino.jpg



ザ・ワイルド!!!


七月に拝観した全海上人とはまさに正反対とも言える、雄々しくて迫力のある顔だ!

第一印象は「顔でかい!」だった(決して悪口ではない)。百人力で体躯も六尺あまりだったというから、実際大きかったのだろう。骨格がしっかりしているのか、骨と皮だけになってもしおれた感じが一切ない。

野性味にあふれた表情は、最早外国風ですらある。以前イタリアのカプチン修道院を訪れた際に観たミイラ達に似ているような気がする。シルベスタースタローン的な雰囲気がある。

何故か右に曲がりながらニカッと開いた口の中には綺麗に残った歯が輝いている。近年ほどこされたであろう保存処理で皮膚がテカっているが、実際保存状態も非常によい。右目には眼球も残されているように見えた。

なんでも信仰が非常に篤い新野の人々は以前は学術調査を断固拒否し続けていて、行人さんの体はかなりボロボロになっていたそうだ。それを十年間説得して納得してもらい、その後研究者たちの手によって見事今の状態にまで復活させることができたのだという。
阿南は特別標高の高い涼しい町でもないし、自然保存はかなり難しかったのだろうと思う。


即身仏といえば空海にあやかったものだと考えられている真言宗のものが大半を占めるが、この行人様は禅宗の出身だと考えられており、非常に珍しい。また入定の理由も定かとなっておらず、色々謎の多い即身仏なのだ。


また一度行人様は見せ物として巡業旅に出させられたこともあるようだが、その後町で腸チフスの流行などがあり、おきまりの「行人様の祟りだ!」となって以降門外不出となっていたそうだ。
このあたりの話は寺で買える冊子『行人様』に載っている。コピー本同人誌といった感じの薄い冊子だが、価格は800円で嫌でも行人様のありがたみを感じざるを得ない…。


祭りには屋台も出ており、長野名物五平餅を食した。いつ食べてもうまい!
隣県群馬の住人であるわたしには非常になじみ深い食べ物だが、全国的にはどうなのだろう?ご存じない方は是非食べてほしい。

今回は朝に開催されていた為見ることができなかったが、行人様が鉄草履を履いて修行をしていたことにあやかった鉄草履レースなるものも開催されているらしい。どんな拷問だ?という感じだが、いつか見てみたいものだ。


恐らく地域に愛されてる即身仏ナンバーワンの新野の行人様。
和気あいあいとした良い祭りだったので、是非これからも続けていってもらいたい。



(2015.9.20)



[新野の行人様(阿南の行者、行順行人)]

公式HP

住所:(瑞光院)〒399-1612 長野県下伊那郡阿南町新野1130
アクセス:瑞光院を目指して151号線を走っていくと「行人様参拝 車道入り口」が現れるのでその道を上っていく。道なりに進むと駐車場がある。そこから徒歩10分。(案内なさ過ぎてかなり迷いました)
拝観時間:10:00~12:00、13:00~15:00(2015年)


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| 長野 | 20:45 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

かまきりさん。愛知と岐阜の県境に住んでいる者です。
珍スポ好きでよく行きますが、知らなかった珍スポをこのサイトで見て行ったりしてます。中部地域どんどん開拓してください!
珍スポでは無いですけど、横蔵寺の近くで行われる「夜叉ヶ池伝説道中まつり」が暗闇でやたらレベル高い地元の方たちの創作音楽劇(まさかの40分以上講演)が楽しめてよかったですよ。
http://www.kankou-gifu.jp/event/3783/

| はと | 2015/09/30 23:51 | URL |

はとさん

ご訪問ありがとうございます。
中部地方は珍スポの聖地ですよね^^当ブログではたいして中部ネタがないですが、ほかの珍スポブロガーさんは愛知周辺の方が多いので、そういう方々のブログも是非ご覧になってみてくださいね!
夜叉ヶ池伝説道中まつり、面白そうですね!今度横蔵寺を訪問する際には祭りの日を狙って行こうと思います!!^^

| 深沢かまきり | 2015/10/04 19:06 | URL |

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| | 2015/10/21 17:51 | |















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